☆1920年代、戦前の日本で作られたアンティークのチェーン式カフリンクスです。 ☆文様 七宝焼きで黒地に葡萄文があしらわれており、この時代特有の自由な色使いで表現されています。 葡萄の房を省略し小紋として整えられた形式なので、季節問わずお使いいただけます。 実をつけ蔓を伸ばす葡萄は、古来から吉祥のシンボル。 正倉院の御物にもあしらわれている格式ある柄ですが、大正ロマンの薫るしゃれた雰囲気のある品です。 普段のお使いだけでなく、祝いの席の演出に、和装のパートナーの方とのコーディネート合わせなどにお使いいただけます。 ☆七宝焼きとは 金属の表面に釉薬をかけ、高温で焼き固める技法のことです。 これは日本古来の伝統技術であり、高い技術力と手仕事によって磨かれてきたものです。 そのため、このカフスボタンの完成度は非常に高く、繊細で美しい仕上がりとなっています。 ブドウの粒の光沢にはよく見ると金泥が使われています。葉のグラデーションの表現も見事です。 ☆直径サイズ…1.7cm ☆状態…100年近くの時間がたっているためメッキの腐食と傷がありますが、特に目立つ傷、汚れは出ておらず、チェーンもしっかりしています。